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コーヒーコラムCoffee Column

松屋珈琲店 創業から現在に至るまで、長年に渡り書物などで書き綴られた「コーヒーにまつわるお話」を掲載します。

船銀(フネギン)ブラ

松屋珈琲店 二代目 畔柳 潤

戦後昭和20年のいつ頃だろうか、船(フネ)ブラをしようと思いついて、新橋の浜離宮の辺りのボート屋から、手漕ぎボートで銀座に乗り出した。  ドブ川より少しきれいな川を漕いで、新橋から曲がり、曲ついには数奇屋橋に達し、朝日新聞の看板を見上げた。

右側が川に裏側を張り出した屋台がずうーと続いて、数多くの小さな店がひしめいていた。 川の続くかぎり、あちらこちら銀座周辺を漕ぎ回って往った。 いずれこんな川は埋め立てられてなくなるだろう。案の定、今や川は埋め立てられてしまった今日である。

新橋駅前の明治時代からの老舗、小川軒の二代目の旦那、小川潤さんに、よく呼ばれて、あの、 おいしい洋食をよくご馳走になったものだ。当時は田村町1丁目(西新橋1丁目)の角にはNHK、三井物産、 外務省分室などが並んでいて、上客として小川軒にきていたものだ。

戦前の銀座の洋食屋(レストラン)の話が出来る人は僕しかいなかったので、終始、声がかかって、戦前の洋食屋のことを聞かされたものだった。 旦那は料理は外で修行したが、外のよその店の事はご存知なかったのである。

子供の頃(小学校)、おやじから声がかかって「銀ブラ」にゆくよ、今日は洋食屋だなと分かった。 店の名前は大方忘れたが、オリンピック、資生堂、モーリ等、上野では「ポンタ」だった。 戦前の洋食屋を知る人は戦後には誰も居なかった。 留めどもない話だが、よく聞いてくれてご馳走してくれた、順旦那だった。

僕の話のネタがなくなりそうのなので、フランス料理の本を読みフランス語まで覚えて、話相手になったので、一生懸命だった。おいしい小川軒の料理を毎月頂くのが楽しみだった。 うちのおやじの云う「銀ブラ」とは、洋食屋へ行くことだったのだ。

金沢大学公開講座「コーヒー学入門」

松屋珈琲店 二代目 畔柳 潤

国際コーヒー科学会議(ASIC)が日本で開催された時、世界の科学者が京都に集って夫夫がコーヒーに関する専門の研究成果を一週間に亘って発表した。 初代全日本コーヒー協会の黒羽専務理事と、消費振興運営委員長だった畔柳が担当して運営した。

黒羽氏は、特に振興予算の新味を畔柳に期待し、代理店ではなく独自の事業を発足しなければと思われ、 その苦心の結果は、金沢大学を中心としたコーヒーの公開講座となって、今日まで続いて単位まで取れる成果を上げてきたのである。

思いおこせば、振興委員会でこの事業を立ち上げるに際しては、IC協会の反対で大変に苦渋した。 IC側は、コーヒーに教育的なものは不要と突っ張られた。お湯を注げばコーヒーであると。 「知らしむべからず、頼らしむべし」という一言を、私はぶっつけた。 つまり奴隷扱いでの植民地経営の手法。彼等は反論が全くなく、席を立って出て行ってしまった。

代理店任せの事業ではなく、専門知識と技術のある業界人が直に始めた自家製の唯一の事業が始まり、故黒羽専務の意思を発現することが出来たのである。   全国の連絡のとれた国立大学で特に多数の市民を集める公開講座に発展、南は琉球大学から北は北海道大学まで、年に8~9回催す事が出来た。 当初は旅費等は自前で、どの位かかったか分からない。 どうしてもやり遂げなければと云う必死の想いだった。

コーヒー学入門 助成金 こうした中で、圓尾修三氏は講師を引き継いで頂き、遂に70歳に至って、コーヒーに関する研究で博士号まで取得されるにまでの熱意は、全く敬服に値する。   社団法人全日本コーヒー協会からは、別掲の表示の2年前から後援金を出していただき、大きな協力をして頂いている。 各大学では集客人数の多さに驚いているのも、その実績である。金沢大学の広瀬特任教授、星田氏の当初からの協力は特記し、表彰させるべき方々である。

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